
長時間座りっぱなしのデスクワークで足がむくんでパンパン。ゴールデンウィークは買い物やイベントで歩き過ぎて、翌朝になっても足の疲れやだるさが抜けない…、そんなことありませんか?
今回は、足の疲れをとり、リラックスできるケア方法をご紹介します。
中でも、薬剤師の小嶌先生から教えてもらった「疲れがとれず、元気が出ないときの“漢方”」は必見!
そして、足の疲れを取ったら、今後は疲れにくくするための「正しい歩き方」も解説。
とにかく足が疲れているあなた、ぜひ参考にしてくださいね。
足が“だる~い、重~い”ときに取り入れたいマッサージ
デスクワークでも立ちっぱなしでも、体の疲れが足に大きく影響することってありますよね。
また、水が豊富な日本は、湿気が多く、その影響を受けたりすることでも重だるくなりやすいんです。
そんなときに取り入れたいのがマッサージ。
鍼灸師・かっさセラピストの島田淑子さんが考案した筋肉の疲れをほぐして血行も促進するかっさマッサージは、東洋医学の中でも特に水の代謝に関係する経絡(けいらく。体をめぐる大切な“道”)を、丁寧にほぐして流し、血行をよくしていくマッサージ方法です。また、かっさプレートがお家になくても、代わりとなるレンゲで行うことができます。
<重だるいときに!かっさマッサージのやり方>
1.「レンゲ」の側面を使って、足首からひざ(正しい位置は関連記事をご覧ください)に向けて、5cmを3回こすったら次の5cmを3回という風に、少しずつこすり上げます。これを3セット。
2.「レンゲ」の側面を使って、ひざの真裏の真ん中から、ふくらはぎを通って足首に向かって5cmを3回ずつこすります。そして、これも3セット。
「かっさマッサージ」を行うときは、必ず、肌に浸透しきらず、かっさやレンゲのすべりがよくなるよう、ボディローションやクリーム、オイルなどをつけて行います。
肌に浸透しきってしまうと、すべりくくなるため、少し多めにつけておきましょう。
●関連記事
「なんだか重だるい…」そんなときはほぐして気分スッキリ。〜島田淑子の“明日と未来の私のために”レンゲでかっさマッサージ

●キュレル ローション(ボトル) 顔・からだ用 乳液タイプ<医薬部外品>
220mL 1,300円(税込 1,430円)/花王
のびがよく、ベタつかない全身用乳液。うるおい成分が角層の深部まで浸透します。デリケートな肌の方でも、健やかな肌を保ちます。消炎剤(有効成分)配合。弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)。

●横濱馬油商店 生馬油 こうね100% ゴールド
100mL 3,000円(税込 3,300円)/横濱馬油商店
国内の油脂精製工場で、丁寧に精製された新鮮なこうね馬油を贅沢にそのまま生詰めしています。浸透性が高く、すーっと伸びます。添加物・保存料・香料など一切使用していない天然ピュアオイルです。
馬肉専門店ならではの品質の良さ是非お試しください。
疲れやすい人におすすめの漢方といえばコレ!
アクティブに動くとすぐに疲れてしまう人や、体力が続かない人に必要なのは、「体の内側から元気にしてくれる働き」です。
漢方では体が疲れている状態を「気虚(ききょ)」といい、生活や食事などに気をつけているのに、疲労感が続くときは、体の中から元気にしてくれる「補気(ほき)」が必要といわれています。
「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」は、漢方の古典といわれる中国の医書「内外傷弁惑論(ないがいしょうべんわくろん)」にも収載されている薬方。
元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすい人の疲労倦怠、食欲不振などに効果がありますよと、薬剤師の小嶌先生に教えてもらいました。

●補中益気湯 <第二類医薬品>
48錠 1,410円(税込 1,551円)/クラシエ
元気がなく胃腸の働きが衰えて疲れやすい方の疲労倦怠、食欲不振などに効果のある漢方です。
※お求めはグラムビューティーク、イオン、イオンスタイルの「イオン薬局」へ
疲れやすい人は「歩き方」を改善してみて!
女性は、ヒールのある靴を履いていたり、荷物が重かったりした日は、いつも以上に疲れを感じてしまいますよね。
そんな日でも疲れずに、“美しく歩ける秘訣”あるんです!
「美姿勢トレーナー エミリーさん」が教えてくれる美しい姿勢で歩けば、体への負担が少なくなるので、疲れにくくなりますよ。
<美しく歩ける!「芍薬立ち」「百合歩き」の基本>
1.かかと・足の小指・足の親指という、足裏の3点でしっかりと立ち、お尻のほっぺを内側に寄せるよう力を込め、丹田をへこませて、背筋を伸ばす「芍薬立ち」からスタート。
2.真っすぐ前を向いて、足の付け根から自然に動く範囲で一歩を踏み出し、かかとから着地させて、つま先で蹴り上げるように歩いてください。
しっかりと美姿勢に意識を向けることが、ヒールでの「百合歩き」のポイントです。
日頃の心がけが、「疲れない体」を手に入れるカギ
重だるい足をオイルでマッサージしたり、姿勢や歩き方を意識して変えるだけでも、疲れはだいぶ軽減します。
それでも疲れが取れないという人は、ベストコンディションの体へと導いてくれる漢方薬に頼ってみてもいいですね。
セルフケアで疲れが溜まった足をやさしく労り、日々の生活に元気と笑顔をチャージしましょう♡
●プロフィール
島田 淑子[Sumiko Shimada]
「東洋医学ライフクリエーター」
鍼灸師・美容師・国際中医薬膳師・調理師
日本かっさ協会会長
東洋医学ライフクリエイティブ協会会長
鍼灸院、病院、エステサロン、大手化粧品メーカー研究所勤務を経て独立。その後「日本かっさ協会」を設立。
中国古来のかっさ療法を独自にアレンジした「島田流かっさマッサージ」を開発した日本のかっさの第一人者。
◆もっと本格的に「島田流かっさ」をやってみたい人は
日本かっさ協会WEBページをチェック!
美姿勢トレーナー・エミリー[Emily]
デスクワークで肩こりや片頭痛がつらく、姿勢の改善に関心を持つ。姿勢協会で学び2016年に資格取得。
「重力と仲良くなること」をコンセプトに日常生活の中で無理なくできる姿勢の正し方を伝え、幅広い年齢層に合わせたオリジナルレッスンを定期開催している。
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※このページに掲載している情報は、2019年5月15日時点のものです。
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