
新しいことが始まるときや、何か気合を入れたいときは、肌や髪をベストな状態にしておきたい。“勝負の日”連載第二弾は、「目元」のクマ&乾燥対策について。
前回は1週間集中ケアをご紹介しましたが、目元のクマは、集中ケアをしてみてもなかなか解決が難しかったり、メイクでカバーしてもキレイに仕上がらなかったり…。また目元の乾燥は、小じわや笑いじわの原因に。でも、もしかしたらそれは、化粧品を上手に使いこなしていないことが原因かもしれません。
そこで今回は、グラムビューティークのビューティーケアアドバイザーが厳選した、優秀アイテムとその効果的な使い方を伝授します。プロだからこそ知る裏技にも注目です!
クマ対策ならコレにお任せ!優秀アイテム&使いこなしテクをご紹介
目元のクマは顔全体を疲れた印象に見せ、実年齢よりも上に見られがち。青グマは疲れや冷えなどの血行不良が、茶グマは色素沈着が主な原因です。アイメイクを落とす際にこすり過ぎていたり、アイラインやマスカラを落としきれていないなど、知らず知らずのうちに原因を作っていることも。
ビューティーケアアドバイザーおすすめの優秀アイテムと対策方法を学んで、魅力的な目元を手に入れましょう。
◆スキンケア編
まず青グマですが、血行を促すことが第一。顔全体はつながっているので、マッサージクリームで全顔マッサージをしたり、ポイントにしぼって、アイクリームで集中的にマッサージをするのも大切。
目元のマッサージ方法
- 中指で目頭→上まぶた→下まぶた→目頭の順にぐるっと1周なぞり、これを3周繰り返します。アイクリームを使用する際は、1周だけでOK。
- 最後にこめかみを6秒押します。「1・2・3」と3秒数えて押し、「4・5・6」の3秒でゆっくり離してください。

次に茶グマですが、色素沈着が主な原因になっているので、目周りに負担をかけず、かつしっかりメイクを落とすことが重要です。
「アイメイクをした日は必ずアイケア」を。そして、アイケアのはじめの一歩は何と言ってもクレンジング。アイライナーやマスカラは、アイメイク専用のリムーバーを浸したコットンや綿棒、またはシート状の専用リムーバーで、こすらず、ていねいに目のキワまで拭き取り、その後、顔全体のクレンジングをします。まつ毛エクステをしている人は、つい目のキワを落とすことがおろそかになりがち。特に濃いアイラインなどを残すと茶グマの原因になるのでしっかり落としきることを心がけましょう。
◆コンシーラー編
コンシーラー初心者さんは、やわらかくのびる「筆ペンタイプ」がおすすめです。スティックなどの固形タイプはしっかりフィットする反面、乾燥しやすく、シワに入り込んでしまいがち。筆ペンタイプが使い慣れたら固形タイプにトライしてください。
「じゃあ、スティックタイプの出番はいつ?」というと、実は、シミを隠したい時。ファンデーションをつけた後にスティックタイプでシミに狙いを定めてポイントづけするのがおすすめです。
さて、本題に戻って、クマ隠しのコンシーラーでのカラー選びをするときは、自分の頬の肌色とクマの中間の色をチョイスします。「ちょっとダークかな?」と感じるぐらいの色を目安に選びましょう。白すぎるとクマがグレーに目立ってしまうので注意してくださいね。
そしてつけ方にもポイントが。クマの部分ギリギリまでコンシーラーをのせたら、軽くたたき込むようになじませます。境目をぼかす手間が省けるので、ファンデーションの前につけておくのがおすすめです。
コンシーラーのなじませ方
クマの部分にのせたら、中指1本で目のキワに向かって軽くたたき込み、目尻方向へ向けて少しずつ移動してなじませます。
逆に目のキワから外に向かってなじませると、クマ部分のコンシーラーが薄れる&クマのまわりのキレイな肌色がさらにキレイになり、クマとの落差が激しくなってより目立ってしまいます。
また、たたき込む際はコンシーラーが指に移り指紋がついてしまうので、ティッシュで指を拭きながらなじませるのがポイントです。

◆チーク編
淡いオレンジのチークを、大きなフェイスブラシにさっと取り、目の下から鼻の幅で、こめかみまでひとはけのせると、クマの青みやダークさをやわらかくカバーしてくれます。その上から好きな色のチークをのせれば、血色感も自然に。


チークを丸く入れたり、シェーディングをシャープに入れるのも自在。濃くならないので初心者さんも失敗知らずです。
●BROSSE 熊野筆 チークブラシ20-2
3,000円(税込3,240円)/ブロス
おすすめ乾燥対策アイテム&仕込み術を伝授!
もうひとつ、「目元」の悩みとして多い乾燥。皮ふが薄いうえ、よく動く場所でもあるので、小じわや笑いじわができやすいパーツでもあります。
そのお悩みには、やはり乾燥対策が大切。寝る前のケアはもちろん、特に夕方の乾燥を予防するには、朝の仕込みが重要です。たっぷりのうるおいを与えて閉じ込めることで、目元の乾燥を防げます。
◆夜の集中ケア編

先進の肌研究から生まれたエイジングケアを実現。目元にリッチで濃密なうるおいを与え、ハリつやを持続させるプレミアムなアイクリーム。
乾燥による小じわを防ぎます。(効能評価試験済み)
●エリクシール エンリッチド アイクリーム CB
15g 6,500円(税込7,020円)/資生堂
◆朝の仕込み編
ツヤが欲しい時は、朝、乳液をつける前にオイルを顔全体にのばしておくと、ファンデーションの仕上がりがつやつやに。

保湿力の高いシーリングオイルをデイリー使いの化粧水の前につけておくことで、夕方にも乾かない肌づくりが可能に。うるおい補給をすることでハリ感が増すので、化粧直しにもおすすめです。
●グラマティカル シーリングオイル
28ml 3,200円(税込3,456円)/トップバリュセレクト

SK-IIを象徴する独自の成分ピテラTMとオイルが、美しい黄金比の配合で、ひとつになりました。他にはない画期的な配合が、あなたの肌に至福の保湿をもたらします。そして、気になる使い心地はあくまでサラッと軽やか。
●SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントオイル
50ml 16,500円(税込17,820円)/P&Gプレステージ合同会社
また、うるおいややわらかさが欲しい時は、ヒアルロン酸原液がおすすめです。

うるおい対策にプラス1品の力を。肌にみずみずしさやしなやかさを瞬時に与えてくれます。
●グラマティカル ヒアルロン酸原液
30ml 1,200円(税込1,296円)/トップバリュセレクト
◆お直し編
化粧崩れをとること、水分を与えることはもちろんですが、うるおいの「ヴェール」を作ることが重要です。メイクのお直し時に活躍のスプレータイプの化粧水はリフレッシュできて気持ち良いのですが、スプレーだけでは蒸発してしまい乾燥が加速してしまいます。そこで必要なのがうるおいをキープしてくれる十分な保湿。ヒアルロン酸原液やリピジュア®原液など、保湿力の高いアイテムを駆使します。
保湿成分を使った直し方
- ティッシュで顔を軽くおさえ、ファンデーションのヨレを取り除きます。
- 原液をのばして保湿&うるおいの膜を作ります。
- 大きいスポンジでパウダーファンデーションを薄く広げます。

細胞膜を構成する「リン脂質」をモデルに開発された生体適合性物質のリピジュア®なら、一日中高い保湿力を維持してうるおいをキープ。
●グラマティカル リピジュア®原液
20ml 1,800円(税込1,944円)/トップバリュセレクト
こちらの記事でも、朝仕込みのポイントやお直しのコツを紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
メイクアップアーティスト・原口和也先生に聞く「乾かない・なめらか仕上げの」化粧直しのコツ
集中ケア×メイクの力で美しくカバー!
いかがでしたか? 優秀アイテムを効率よく使用することで、「目元」の集中ケアになりますよね。肌の調子が良くなったところで、更にメイク技を駆使すれば、悩みのタネのクマも乾燥もカバーできてしまいます!
次回は好印象を持たれる、髪のお悩み別スタイリングの方法をお届けいたします。どうぞお楽しみに♪
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※このページに掲載している情報は、2017年4月5日時点のものです。
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