
洗顔は毎日欠かさずするのに、肌に直接触れるメイクブラシやスポンジなどの汚れはそのまま…?
実は、使うたびに化粧品はもちろん、皮脂や汗なども付着して、時間がたつとさらに「酸化」してしまうのです。
この酸化した「汚れ」をそのままにしておくと、リップやパウダー、ファンデーションなどの含み、肌にのせたときの“のり”が悪くなるのはもちろん、肌トラブルの原因になっている可能性まであるんです!
そこで今回は、メイクの仕上がりアップに欠かせない、メイクブラシやスポンジの「正しいお手入れ方法」をご紹介します!
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メイクブラシやスポンジの正しい使い方はこちら
メイクブラシやスポンジは、シャンプーで洗わないで!
実は、意外と知られていないようですが、「メイクブラシ」や「スポンジ」をシャンプーで洗うのは、NGなんです!
なぜなら、シャンプーに含まれる保湿成分や、髪を保護し栄養を与えるトリートメント成分は、汚れに繁殖した雑菌にとっての“エサ”。
シャンプーで洗ってしまうと、雑菌にエサを与えることになり、せっかく洗ってもマイナス効果となってしまうのです。
また、ブラシを洗った後に衣料用の「柔軟剤」を使うのも、同じ理由でNGです。キレイに汚れを落としておけば、ブラシのしなやかさは保つことができますよ。
毎日のメイクで使うファンデーションやチーク、アイシャドウ、リップ用のメイクブラシは、使い終わったら、毎回ティッシュで拭き取るようにしましょう。そして、ブラシの毛がなんとなく汚れで「重く」なってきたらもう、ギリギリ!そうなる前にブラシを洗いましょう。約1週間ぐらい使ったら洗うタイミングです。ただ、水ですすぐだけでは汚れが落ち切らず、肌トラブルの原因にもなるので、食器用洗剤を薄めた洗浄液*かメイクツール専用の洗剤を使って、清潔さを保ちましょう。
*食器用中性洗剤をぬるま湯に1:200の割合で混ぜたもの。ブラシをシャバシャバすると少し泡立つぐらいの濃さです。濃度に迷ったら、薄めにつくりましょう。
濃度が濃いと、洗浄力は上がりますが、すすぎの時に毛の中に洗剤が残りやすく、肌トラブルのもとになるので、薄めの洗浄液で洗うのが大切です。
メイクブラシとスポンジ(パフ)の正しい洗い方
大小さまざま、素材も用途もいろいろあるメイクブラシ。デリケートな目元に使うアイシャドウブラシ、アイブロウブラシは洗浄液*で洗うようにしましょう。
<チーク&フェイスカラー・アイシャドウ・アイブロウ用ブラシの洗い方>

1. ボウルなどの容器に洗浄液*を作り、その中でブラシをシャバシャバと左右に動かし、汚れを落とします。汚れがしつこい場合は、ブラシの毛を洗浄液に浸しながら、指でやさしく落とします。
2. きれいな水で洗浄液や汚れをしっかり洗い流します。
※汚れが落ち切れていない場合は、1、2を何度か繰り返す。洗浄液が汚れてきたら、新しい洗浄液を作りましょう。

3. 水気をティッシュなどでしっかり拭き取り、毛の形を整えて、直射日光の当たらないところで乾かしましょう。
<ポイント>

・洗浄に使用したボウルの上などにブラシを置き、ブラシの頭をボウルの外に出して、先端に何も当たらない状態にすると、タオルの上などにペタッと置くよりも乾きやすいですよ。
・洗った後は必ず毛の形を整えて。ボサボサだと毛がからまったり、メイクがキレイに仕上がりません。
・汚れがしつこいときに、ブラシを洗浄液に「つけ置き」するのはNGです。ブラシの毛の根元を留めている接着剤が弱くなり、毛が抜ける原因になります。
また、洗浄液*の濃度が濃すぎると、洗浄力は上がりますが、すすぎの時に毛の中に洗剤が残りやすく、肌トラブルのもとになるので、「薄め」を心がけましょう。
<リップブラシの洗い方>

1. リップメイク専用のクレンジングを適量、手のひらに出します。

2. リップクレンジングの中で筆先をシャバシャバと左右に動かし、汚れを落とします。
※毛の根元をグリグリ強くこすりすぎると毛を傷めるので、やさしくしましょう。

3. きれいな水でリップクレンジングや汚れをしっかり洗い流します。
※汚れが落ち切れていない場合は、1、2を何度か繰り返す

4. 水気をティッシュなどで拭き取り、毛の形を整えて、直射日光の当たらないところで乾かしましょう。
<ポイント>
・洗浄に使用したボウルの上にブラシを置き、ブラシの頭をボウルの外に出して、先端に何も当たらない状態にすると、タオルの上などに置くより、乾きやすいですよ。
・洗った後は必ず毛の形を整えて。ボサボサだとリップラインがキレイに描けません。
・汚れがしつこいときに、ブラシをリップクレンジングをつけたまま長時間おくのはNGです。雑菌が繁殖しやすくなったり、ブラシの毛の根元を留めている接着剤が弱くなり、毛が抜ける原因になります。

●資生堂 パーフェクトリムーバー(アイ&リップ)
120mL 1,000円(税込 1,080円)/資生堂
落ちにくいマスカラなどの目元のメイクや口元のメイクをすばやくスッキリ落とす専用のリムーバー(クレンジング)。 口紅はアイシャドウやチークよりも油分の割合が圧倒的に多く、落ちにくいため、高い洗浄力の目元・口元専用クレンジングが頼りになります。
<スポンジ(パフ)の洗い方>

1. ボウルなどの容器に洗浄液*を作り、その中で押し洗いをします。
2. きれいな水で洗浄液や汚れを洗い流します。
※汚れが落ち切れていない場合は、1、2を何度か繰り返します。
3. よく水気を絞ったら、2つのスポンジが重ならないように直射日光の当たらないところで乾かしましょう。
<ポイント>

洗ったスポンジ2つを三角に立てれば、タオルの上などに置くより、乾きやすいですよ。

●資生堂 スポンジクリーナー
120mL/資生堂
スポンジについたファンデーションなどベースメイクの汚れ、雑菌をすっきり落とすクリーナー。スポンジの肌当たりをソフトに保ちます。
※お求めはグラムビューティーク、イオン、イオンスタイルの店頭へ。
キレイなメイクブラシ・スポンジでメイクのノリもアップ!
キレイなブラシやスポンジを使うと、清潔で心地よいだけでなく、肌荒れなどのトラブルが少なくなります。
また、ファンデーションなどの粉含みもよくなるため、メイクの仕上がりも断然アップするはず!
毎日は大変でも、週末など時間に余裕のあるときに、メイク道具のお手入れをしておくと、朝のメイクののりがよくなり、すばやく思い通りに「決まる」ので、時短にもなりますよ。
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※このページに掲載している情報は、2019年2月6日時点のものです。
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