
種類の多い「メイクブラシ」や「ファンデーションスポンジ」など、“メイクツール”を正しく使っていますか?
メイク初心者と上級者の違いは、メイクツールを使いこなしているかどうかと言っても過言ではないほど。
メイクブラシやスポンジを正しく使うと、メイクの仕上がりがムラになりづらく、化粧くずれもしにくいなど、良いこと尽くし。
そこで、今回は、「メイクブラシやスポンジの正しい使い方と選び方」をご紹介します。この情報、完全保存版であること、間違いなしです!
次回「メイクブラシやスポンジの正しい洗い方」は、2月6日10:00頃更新予定です。
ブラシはコシによって使い分け!
アイシャドウ、アイライン、アイブロウ、ファンデーション、チーク、コンシーラー、リップ…と、用途によって使い分けたいのが「メイクブラシ」。
上質な筆はもちろん、購入した化粧品に最初からついているものや、セット販売されているメイクブラシも正しく使いこなせば、メイク技術が格段にアップしますよ♪
<アイメイク用ブラシ>
メイクブラシの出番が多いパーツと言えば、アイメイク。
アイメイクをする時は、毛のコシの強いブラシ、弱めのブラシを使い分けることが基本。まず、手持ちのメイクブラシのコシ具合を確認してみましょう。
コシが弱めのメイクブラシは、アイシャドウをまぶたに広く、一気にのせるとき使いましょう。ふんわりとカラーをのせることができます◎。

また、コシの強いブラシはフィット感より強いので色を濃く出したい時に使いましょう。
眉やアイラインを描くのにピッタリ◎。描いたラインをそのブラシでぼかすことも可能です。
<ポイント>
アイラインをぼかす時は、ブラシの先端を立て、アイラインの端にブラシの先端を重ね、軽く動かしましょう。ラインの全体をぼかすと全体が薄れてしまうので、コシのあるブラシでラインの「端のみ」をぼかすようにすると、アイシャドウに馴染みながら目の際が強く引き締ったグラデメイクが仕上がります。

●BROSSE 熊野筆 アイブロウライナーブラシ52
1,500円(税込 1,620円)/BROSSE(ブロス)
プロ仕様の広島・熊野産の筆。シャープなラインが思い通りに描けます。アイライナーやアイブロウに最適です。

●ヴィセ アヴァン アイシャドウブラシ 03
900円(税込 972円)/コーセー
コシのある平らなヤギ毛・人工毛で目の際などのシャープなラインも簡単。
ディープカラーもしっかりと発色させます。アイブロウブラシとしても使えます。

●ヴィセ アヴァン アイシャドウブラシ 01
1,000円(税込 1,080円)/コーセー
目もとのメイクをプロ級の仕上がりに。毛足の長い馬毛のブラシがアイホールにやさしくフィット。なめらかな感触でハイライトやアクセントもふんわりナチュラルに仕上げます。Tゾーンやあご先などのハイライトにも使えます。
<ファンデーション>
肌にピッタリと密着させながら、ムラなく塗れて、カバーもしたい、もちも良くしたい!そんなファンデーションへの要望はファンデーションブラシが叶えます!色々な形がありますが、毛先がフラットでコシのあるファンデーションブラシなら初心者にも使いやすく、プロのような仕上がりが簡単に実現できます。
使い方は簡単。

ファンデーションブラシの毛先を肌に軽く当ててすべらせるだけ。カバーしたいところはトントン肌に垂直にフィットさせます。
これで、薄づきなのに毛穴やキメの粗い部分、小じわの部分もなめらかに!すべすべの“陶器肌”を叶えます。また、くずれにくさも抜群です!
●パウダーファンデーションの場合
<全体>
ファンデーションブラシをパウダーファンデーションの表面になでるようにしてとり、ほお→額→鼻→目元・口元の順にブラシをすべらせます。
<ほおの毛穴>
ブラシを肌に垂直にトントンと小刻みにフィットさせると、どんどん毛穴が見えなくなります♪
ファンデーションの量は、全体につけた後のブラシに残ったもので充分ですが、足したいときは、ごく少量にしてくださいね。
<小鼻>
ブラシの角の部分を小鼻のカーブや溝に合わせてフィットさせてくださいね。
●リキッドの場合
リキッドファンデーションをブラシか指にとり、顔の3点(両ほお、額)におき、ブラシをすべらせるようにのばしたら、ブラシに残ったファンデーションで鼻、目元、口元を仕上げます。
カバーしたい部分はパウダーファンデーションと同様に、肌に垂直にトントンと小刻みにフィットさせます。
<チーク・ハイライト・おしろい>
また、ふんわりと仕上げたいチークやハイライト、おしろいには、毛量がしっかりあり、コシが適度なやわらかめのブラシを使いましょう。毛量が少なすぎると、ピンポイントに濃くついてしまうので、毛量と毛質にはこだわって。
●チークの場合

ブラシの先の斜めになった部分を中心に、ブラシ全体を肌に沿わせながら、楕円を描くように、チークカラーをふんわりとのせます。チークの中心だけ濃くしたいときは、少量をブラシにとって、手の甲などで量を確認してから重ねましょう。
●ハイライトの場合
鏡を見ながら少し上を向いた時、肌に光が当たる場所(ほお骨の上、目の下、鼻筋、あごなど)に、ブラシの先の斜めになった部分をフィットさせてのせます。
鼻筋やあご先などのせる場所が狭いときは、ブラシの毛を指で絞って小さくするとGOODです。
<ポイント>
ブラシの先の斜めになった部分は肌のカーブに合わせるための形。ぴったりフィットさせると、狙った場所、狙った広さにチークやハイライトを入れることができますよ。

●レブロン ブラッシュ ブラシ
1,800円(税込 1,944円)/レブロン
パウダーチーク用ブラシ。メイクアップアーティストに評価の高い天然毛(ヤギ毛)を使用。
メイクの際に握りやすい最適な形状です。

●ヴィセ アヴァン フェイスパウダーブラシ 04
1,500円(税込 1,620円)/コーセー
細かな目まわり・小鼻などの箇所に絶妙フィットするフェイスパウダーブラシです。肌あたりのよいやわらかな毛質で、心地よい使用感です。チークブラシとしても使えます。
●おしろいの場合
おしろい用のフェースブラシは顔全体につけるので、とにかく大きめのもの、毛量が多いものを!
ブラシ全体におしろいをたっぷりとり、手の甲やティッシュで毛全体におしろいをなじませたら、ほおや額から顔全体にかけて、大きくクルクルと肌にすべらせながらつけていきます。ブラシを肌にしっかり密着させて、肌を磨くようにつけると、自然でツヤツヤの仕上がりに♡
おしろいはパフでつける派、の人も、パフでつけた後に、何もついていないフェースブラシでクルクルすると、余分なおしろいがとれて均一になり、なめらかでツヤツヤの仕上がりになりますよ。

●BROSSE 熊野筆 パウダーブラシ12
6,000円(税込 6,480円)/BROSSE(ブロス)
絶妙な粉含み、肌ざわり、コシを実感できる、高品質なフェイスパウダーブラシ。顔全体に均一につけやすく、顔を磨くようにクルクルなでると、ツヤのある仕上がりになります。
※お求めはグラムビューティーク、イオン、イオンスタイルの店頭へ。

●BROSSE 熊野筆 パウダーブラシ10-2
5,000円(税込 5,400円)/BROSSE(ブロス)
おしろいやハイライトを均一に乗せ、細かい部分までつけやすい斜めなカットが特徴なブラシ。頬、額、Tゾーン、Cゾーンに最適。1本で万能に使えるフェイスパウダーブラシです。
<コンシーラーブラシ>

気になるシミやクマを隠すコンシーラーブラシは、コシが強めのものを選びましょう。

使い方は、コンシーラーをしっかりつけるときは、ブラシを寝かせて肌に密着させて塗ります。コンシーラーをつけた後、自然になじませるときは、更にブラシの先端で、コンシーラーと肌の境目をぼかすように使うのがポイントです。指よりも繊細にぼかせるので、カバーしたいところはしっかり隠しながら、まわりの肌にはキレイに溶け込むような仕上がりになります。
何より指が汚れないのがいいですね!
ぴったりのコンシーラーブラシが見つからないときは、リップブラシを代用するのもいいですよ。

●レブロン リップ ブラシ
1,200円(税込 1,296円)/レブロン
毛質がPBT(ポリブチレンテレフタレート)なので耐久性が高く洗いやすい。
メイクの際に握りやすい最適な形状の
エキスパートFX™ブラシです。
仕上がりアップ!スポンジの正しい使い方をマスターしよう!
メイクスポンジを、正しく使えていますか?(キレイに洗えていますか?)
次回「メイクブラシやスポンジの正しい洗い方」は、2月6日10:00頃更新予定です。

ファンデーションスポンジの同じ面を何回も使っていると、その面のみに余分な皮脂やファンデーションが重なって残ってしまい、キレイにムラなく肌にのらなかったり、雑菌が繁殖して、それが肌荒れの原因になってしまうことも…。
そんなことが起こらないように、四角いスポンジの場合、①片面半分、②残りの片面半分、裏面も半分ずつ③、④の順で、常にきれいな面を肌に当てて使いましょう。

1回目は、ファンデーションスポンジのきれいな面、半分にファンデーションを取り、この部分を使ってほお→額→鼻→目元、口元の順につけていきます。
※目元や小鼻を仕上げるときは、スポンジを折ってつけると凹凸にしっかりフィットしますよ。

こちらが、1回使用した際のスポンジ。
まだ、半面はきれいな状態です。

2回目以降はファンデーションスポンジの使われていない面の半分を使います
※これを繰り返し、1つのファンデーションスポンジが使えるのは、4回!
また、夏にスポンジに水を含ませてパウダーファンデーションをつける人もいると思います。この使い方だと、つけたときにひんやりして気持ち良かったり、ピッタリと肌にフィットして、カバー力もしっかりあって仕上がりがキレイに決まりますよね。
その時注意してほしいのが、水あり使用の商品は専用の処方になっているので、商品に「水あり」または「両用」と表示されているファンデーションを使いましょう。また、スポンジに水分が含まれている状態で長時間放置すると、乾いたスポンジよりもより雑菌が繁殖しやすいので、1回使用したらその日のうちに洗ってしっかり乾かしましょう。
チップの大小には意味があるんです!
アイシャドウチップやブラシのサイズの大・小を正しく使いこなせていますか?


チップ(大)は、まぶた全体など、広く肌に広げてつけたい時、チップ(小)は目のキワにアイラインを入れたり、涙袋など、アイシャドウを小さく細く入れたりする場合に使用しましょう。
サイズ=「つける部分の面積」を目安にすると、はみ出したりしにくいので、時短にもなります!ぜひ覚えていてくださいね。
また、同じアイシャドウでも、ブラシでつけると「ふんわり」「淡く」、チップだとしっかり密着するので「ピッタリ」「濃く」発色します。仕上げたいイメージに合わせて「ブラシ」と「チップ」を使い分けてくださいね。
メイクブラシやスポンジを正しく使えば、メイクの上級者に!
メイクのノリやモチをグッと良くする、メイクスポンジやブラシなどの“メイクツール”は、メイクを引き立てる名脇役?いえ、主役とも言える存在。
メイクアイテムとの相性を考え、自分が納得のいくものを正しく使いこなし、メイク上級者を目指しましょう!
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※このページに掲載している情報は、2019年2月4日時点のものです。
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